ど~も徳ろうです。
このGWは、期待していたMOMO2号機の打ち上げがまた延期になりましたが、想像以上に良かった白川郷、最高の映画を見せてくれたMCUのお陰で楽しく過ごせています。
さて、話は全く変わりますが、私は無類のデニム好きです。
デニムとの触れ合い(見る、嗅ぐ、触るなど)の時間を楽しみ、1日過ごせるぐらい好きです。
中学校の時に叔父からリーバイスというブランドを教えてもらってからというもの、ずっとデニムが好きです。
親戚の集まりで叔父がデニムを手で擦っていたので、何をしているのか聞いたところ「デニムを育てているのだ。」と。
中学校の私は、「何言ってんだこいつ。」と内心思いましたが、詳しく聞くと「デニムは色が落ちる。そして、その色の落ち方は人によって違う。なので色を落としているのは自分のデニムを育てているのだ。そして、今、履いているこのリーバイスこそがデニムの起源なのだ。」と教えてもらいました。
叔父はデニムを育てるために手で擦っていたのです。その話を聞いた後に叔父を見るとデニムを擦る姿が妙にかっこ良く見え、
これが大人の嗜みか!!
と中学生ながらに思い、そこからず~~~とデニムが好きです。
中学校1年生の時などはリーバイスを買うお金が無かったのでネットや店頭でデニムをずっと見ていました。
時は西暦2000年。まだまだヴィンテージデニム流行の残り香みたいなのがあってネットには色落ち自慢をする人が多数いました。
それを眺めるのだけでもすごく楽しかった。
こういう販促品が店頭で手に入る時代でした。ヴィンテージの歴史とか載っていて勉強になったものです。
初めてリジットの501を購入したのは中学3年生の時でした。お年玉万歳。
一緒に風呂に入って糊落としをした時は興奮しました!!
しかし、実家のお風呂がインディゴブルーで汚れたのでがっつり叱られました。
そのデニムはもう履けなくなってしまいましたが、大学受験の合格祝いに購入した55年モデルは今でも履いています。10年以上の付き合いです。
そろそろリペアしてあげないと。
就職祝いに買った憧れの「フラットヘッド」
フラットヘッドのかっこ良さはバックスタイルにあると思っています。
社会人になってデニムの良さを布教していたら、一緒に生デニムを購入し風呂で糊落としをする儀式に参加してくれる友人もできました。
ナイスバディのハライチ君(仮)
ま、ようは何が言いたいかと言いますと、最近太ってきたんです。
突飛ですみません。
上にあげたデニム以外にも多くのデニムを持っていますが、履けなくなる危機にあるのです!!
しかし!!18歳から履いているデニムを履けなくなるのは嫌だ!!デニムは綿100%でも伸びます。なので、少々体重が増えても履けます。
しかし、臨界点が近づいてきているのです!!
そして、そんな私を惑わすストレッチデニム。
あの履き心地なんなんでしょうね。もう、ボディに優しすぎです。
「太っても良いんだよ、僕がいるから。」
あまりにも甘美な囁き。
気を抜いたら吸い込まれそうな囁きですが、人生の半分を綿100%デニムに恋してきた私は裏切れません。
そして、ストレッチデニムを受け入れた瞬間から、体型の崩壊が始まってしまう気がするのです。
綿100%のデニムを長年愛用するには体型維持をする気持ちと、物を大切にする気持ちの両方が大切です。
痩せている人がストレッチデニムを履くのは一向に構いません。
ここでやっと表題に繋がります。
例えば娘が彼氏を紹介すると言って私の元へ来た男が、太っていて、ストレッチデニムを履いていたら、「あの男は考え直した方が良い。」と言ってしまいそうです。
彼は痩せる努力もせず、ストレッチデニムという楽なデニムに甘んじている男だ!!今の体型になるまでいったい何本のデニムを捨ててきたんだ!!という理由で。
一方、太っている彼が綿100%のデニムを履いてきた場合はそこに一種のストイックさを見出し、一気に好きになると思います。
と、デニム愛から来る偏見に満ちた持論を展開しましたが、要は私が太りたく無いだけです。上の話は妄想です。
だって、娘どころか、まだ子供いませんから!!
しょうもない妄想に付き合って頂きありがとうございました。