【メンドクサイ】が生む新しい市場。

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ど~も徳ろうです。 

以前、SNSを使いトレンドを速攻で作って顧客を獲得していく日米の新しい手法を紹介しました。

p902iht.hatenablog.com

 

今日は、最近新しい市場を形成している「シェアリングサービス」 など、「メンドクサイ」という感情から生まれる新しい市場についてご紹介します。

 

 ・所有の手間を解消したい人々「シェアラー」

・洋服のシェアリング

最近は服を購入せずに洋服のシェアリングサービスを利用する人も増えてきています。

「leeap」は会員になると毎月着まわし可能な洋服一式がダンボールで届きます。1ヶ月後に返却すると新しい洋服が届きます。

このleeapの良いところは自分で選ぶ必要が無く、旬なトレンドアイテムを選んで送ってきてくれるところです。

これにより、流行を外すリスク、また保管のコストを抑える事ができます。

・ペットのシェアリング

シェアリングサービスは一昔前だったら不可能と言われていたものもシェアしてしまいます。

ペットは「子供のころから可愛がり、時には厳しくしつけ、家族の一員となっていく」このような過程が醍醐味と考えられてきました。

しかし、現在はペットを育てきれずに放棄する人も増えてきており、社会的な問題になっています。

そのような背景から自分で育てられるだろうか?と不安に思う人は多くいます。

そういった人々をターゲットにしたのがペットショップの「ドッグハート」

ペットのレンタルサービスを展開し、1時間3600円でペットのレンタルが可能です。

DOG HEART・

・クルーザーのシェアリング

「クルーザーを持っているのは年間数百万円の維持費を払える富裕層」というイメージがあります。

しかし、現代ではシェアリングサービスによって庶民がクルーザーを利用できます。

ターゲットは50代~60代のバブル謳歌世代。

当時はこのまま給料が上がり続け、将来はクルーザーを所有できると願い、船舶免許を取得した人が多くいました。

しかし、現状はそのようにいかず、船舶免許取得者300万人に対し、国内のクルーザー数は18万隻しかりません。

そこに目をつけたのが広島県の会社、アルファフェニックスです。

(広島県はボート所有率全国1位)

日本初のボートシェア事業に乗り出し、広島県だけの展開にも関わらず会員数は伸び続けています。

share.ankaa.jp

・時間の手間を解消したい人々「ラッシャー」

・葬儀の時短

長野県上田市の冠婚葬祭業「レクスト・アイ」が新設した「上田市南愛昇殿」はドライブスルー葬儀が可能です。

一般的に、葬儀があると、準備の時間や喪服へ着替えたりするなど多くの時間が必要になってきます。

そういった事や、足腰の弱い高齢者の方も参加し易くするようにと、故人の家族が簡素で時短の出来るサービスを望み、この葬儀場が完成しました。

www.youtube.com

・筋トレの時短

最近は何でも効率を求めて時短を求める人々が存在します。そのような人々を「ラッシャー」と言うそうです。

そうしたラッシャーに好評なのが時短のできる筋トレです。

「XBODY Lab」では通常2~3時間かかる筋トレを20分で終える事ができます。

これは電気で筋肉を刺激するスーツを着る事で、この特殊なトレーニングを可能にしています。

www.youtube.com

・海外旅行の時短

これに関しては実際に海外旅行に行って、その場の空気感を感じたいという人には不向きかもしれませんが、雰囲気を味合うだけで十分と考える人には好評を得ています。

それは海外旅行のVR体験です。

HISが17年12月からVRを活用した「超時短旅行」を企画しています。世界一周の体験イベントをVRを用いて毎月開催。完成度が非常に高く、毎月満員御礼です。

rtw.his-j.com

 

・人間関係の手間を解消したい人々「ソリスト

お一人様の市場は一人カラオケなどを代表するように、ますます拡大していっています。

・一人飲み

一人飲みと聞くと一人で行って、バーなどでお酒を静かに飲むというようなイメージがありますが、最近は一人で来た客同士が一緒に飲み、その場で盛り上がるスタイルがうけています。

これを推奨している会社が「フードコネクション」。「全日本一人呑み協会」というサイトを運営。一人飲みに適した全国の飲食店を紹介しています。

また、加盟店舗に「一人呑みステッカー」を表示してもらう事で客が一人飲みを気楽に楽しめる仕組みを作っています。

www.hitorinomi.jp

・個サル

初対面の人同士でフットサルが出来る施設も増えてきています。メンバーでフットサルをすれば募集の手間、スケジュール調整、試合相手の調整、チームの運営方針の調整など「人間関係の手間」が発生します。

そういった手間がはぶけるのが「個サル」です。

ふらっと寄ってみんなでフットサルをして帰る。一緒にプレイした人間は初対面の人が多くを占めます。

labola.jp

 

まとめ

以上、色々な手間からくる「メンドクサイ」をターゲットにした新しい市場をご紹介しました。

最近はプラモデル、パズルの作成なども人に頼んでお金を払うという人が出てきていまうす。

SNSクラウドソージングの発達で人に仕事を依頼し易くなった時代。「メンドクサイ」と人が思う事にターゲットを絞ると新しいサービスが見つかるかもしれません。

 

私は企業の営業マンですが、顧客への対応なども人に頼む時代が来るかもしれません。

クロージング代行とか、謝罪代行とか。笑

 

ただ、なんでもかんでも「メンドクサイ」と感じて人に任せていたら、人として退化してしまうかもしれません。その線引きはしっかりとしないといけませんね。