【少しの新鮮】が活路を見出す。脱コモディティー。

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ど~も徳ろうです。

 

この休日に「はま寿司」に行ってきました。私は舌がリーズナブルに出来ておりまして、はま寿司もしっかりと美味しく頂きました。

 

ただ、行った時に感じたのは「くら寿司」も「スシロー」も大きな違いは無いな、と言う事。

細かく言えば、くらの「鮮度くん」↓

 

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などは好感を持てるし、鮮度を保てるので良いと思いますが。

 

他にもシステム上の細かい話をしたら違いは色々ありますが、大きな枠組みでの回転ずしとしての仕組み、ネタの味は大きな違いは無いと思っています。

 

そういったコモディティー化したサービスは日本に多いと感じます。

 

なので、コモディティー化したサービスが蔓延しているからこそ、「少しの新鮮」が消費者にうけることがあると感じます。

 

今回は、コモディティーで少しの新鮮を提供する事でうけている仕組みをご紹介します。

 

フードコートに誕生した「回らない」すし

冒頭でも紹介した回転ずしチェーンのコモディティー化。

そんな回転ずし業界の売上ランキング

 

売上ランキング2017年度

1. スシロー/1477億200万円
2. くら寿司/1136億2635万円
3. はま寿司/1090億9300万円
4. かっぱ寿司/794億2200万円

 

となっております。業界1位はスシローです。そんなスシローが新しい業態に挑戦しています。それがフードコートに出店した「回らないすし店」です。

これは横浜駅前にオープンした「FOOD&TIME ISETAN YOKOHAMA」の中にあります。

これまでフードコートといえば、うどん、ラーメン、たこ焼きなど場所をとらずに料理を提供できる物が多かったですね。

回転ずしはレーンを置く必要があり、出店できませんでした。

しかし、スシローは高速でシャリを握る改良ロボットを開発。また、6貫、8貫、10貫、12貫の4種類に注文を限定する事で店舗の業務を簡素化

回らないすしの出店を可能にしました。

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現在は他のフードコートからも多数出店依頼が来ているそうです。

業界1位のスシローですが、新しい業態へチャレンジする事で脱コモディティーを目指します。

家庭菜園をもっと身近に

ガーデニングや家庭菜園はホームセンターでの購入が定番です。どのホームセンターに行っても細かい違いはありますが、「こういった趣味はホームセンターで。」

という感覚はコモディティ化されています。

そんな一般化されたサービスに風穴をあけようとしているのが、ファミリーマートの提供する家庭栽培キット「育てる」シリーズ。

4月に商品をリニューアルして「ミニトマト」、「ガーデンレタス」、「バジル」の3種類を発売。(各498円)

2016年の発売から累計販売は約30万個を突破。SNSでの投稿も目立ちます。

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コンビニ業界は「カフェ」、「ドーナツ屋」、「配送窓口」、「ドラッグストア」など色々な業界のサービスや商品を吸収し提供しています。コンビニは脱コモディティ化のパイオニアです。

あの狭い店舗の中でこれだけのサービスや商品があるのは驚きですが、個人的には、店員がサービス量の増加についていけないのではと思いますね。

まとめ

今回はふと金太郎飴みたいな日本のサービスの中で、少しの新鮮を届けて成功している事例を紹介しました。

実際、サラリーマンの仕事にもこの考えは応用できると思います。

私の業界は国からの規制が厳しくなって、得意先からは昔に比べて金太郎飴みたいに同じような営業しか来なくなったと言われています。

会社員も少しの新鮮を提供する事で、周りから一歩抜き出ることが出来るのかもしれません。