ど~も徳ろうです。
ついに民間商業ロケットMOMOの再チャレンジが明日にせまりました。
MOMOはホリエモンも出資している、北海道の民間宇宙開発企業「インターステラテクノロジズ株式会社」の商業ロケットです。
クラウドファンディングで資金を集めてロケットを飛ばすというユニークな事業です。
今回は28,426,500円集まったみたいです。(27,000,000円目標)
政治ニュースも芸能人の不祥事もいいから、明日はこのニュースに時間を割いて欲しい!!
明日のMOMO2号機の打ち上げを楽しく見るために、宇宙ビジネスについて紹介します。
宇宙ビジネスとは!?
現在36兆円という規模を持つ宇宙ビジネスですが、民間企業の参入もあって年々規模が大きくなっています。
2014年が24兆円だった事を考えると4年で10兆円以上成長しています。
まだまだ成長していくビジネスというのが分かります。
その宇宙ビジネスですが大きく分けて、【宇宙利用産業】と【宇宙機器産業】があります。
(出典:内閣府 宇宙開発戦略推進事務局)
今回のMOMO2号機は宇宙機器産業ですね。
その2つの産業の中でホットな事業を私の独断と偏見でご紹介させて頂きます。
宇宙利用産業
自動車の自動運転
最近何かと話題の自動運転。自動運転のレベルはレベル1~レベル5まであります。
https://news.goo.ne.jp/article/clicccar/trend/clicccar-20170801-495266.html
レベル2までは運転の主体が運転者、レベル3からはシステムとなっています。
レベル3の車はアウディがA8が今年日本でも発売予定となっています。
自動運転レベル3のアウディ「A8」、日本発売は2018年 - MONOist(モノイスト)
しかし、実際はシステムを過信した事故やシステムの不具合による事故も起きています。
そんな中、自動車の自動運転システムを衛星からサポートする技術も誕生しています。
それが日産とNASAが共同で研究した「SAM」です。
このSAMは自動運転車が不測の事態に直面した際に車を安全に誘導できる手段を提供します。
この技術により自動運転者が公道でより安全に走行する事ができます。
衛星から石油の埋蔵量が分かる!?Orbital Insight社のAI解析!!
Orbital Insight社は、衛星写真をAIによって解析することで、地球上で展開されるさまざまな経済活動の最新状況を割り出すサービスを提供します。
その解析能力は国の調査機関を上回ります。米国の政府機関EIAが3日かかって調査にをOrbital Insight社は1時間でやってのけました。
このOrbital Insight社の解析力によってサウジアラビアの石油埋蔵量が調べられ、公表より多くの石油を隠し持っていた事が判明しました。
原油タンクの影の大きさなどから残量を割り出す画像解析エンジンを使用したそうです。
また、様々なことに応用が可能で、例えば、スーパーの駐車場の車の動きや台数を把握する事で企業の業績を判断できるそうです。
こんなふうに監視されたら恐いな、、何回も切り返した駐車とかもバレちゃう。。
Orbital Insight社は日本では伊藤忠と契約しました。
伊藤忠商事とスカパーJSAT、衛星画像解析データでOrbital Insight社と代理店契約 | 日経 xTECH(クロステック)
宇宙機器産業
現在、自前のロケットを打ち上げが可能な主な国や地域は「日本」・「アメリカ」・「ロシア」・「中国」・「欧州」・「インド」・「ウクライナ」です。
その中でもアメリカの民間ロケットが一歩先を行っています。
ファルコン・ヘビー
このファルコン・ヘビーはスペースX社という民間企業のロケットです。そのスペースX社ですが、CEOはテスラの会長でもあるイーロン・マスク氏です。
このファルコン・ヘビーのすごいところは最大積載量63.8トンの運搬が可能(スペースシャトルは24.3トン)なのに打ち上げ費用が安いところ。
いや、このファルコン・ヘビーの一番すごいところは自分で帰ってきて再利用できるところです!!
宇宙から帰ってくるのです!!
後は打ち上げ時のイーロン・マスク氏の演出。テスラをロケットに搭載してぶっぱなしました。
インスタ映え!!
まとめ
JAXAが2018年プロモーションビデオの中で、「JAXAが宇宙大航海時代を拓きます」と言っています。
世界各国が競いあって宇宙ビジネスがますます発展していきます。
考えられなかった技術やサービスが宇宙ビジネス誕生する事でしょう。
今後の発展が楽しみな分野です。
まずは明日、MOMO2号機に注目です!!!